精密部品〜大型部品加工及び金型製作・2〜5軸NCプログラム製作・2〜5軸機械加工・同時5軸加工

「同時6軸制御加工」

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「同時5軸加工」はこちら

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@同時6軸制御加工(ヘール加工)
A新インコーナー加工(内側角部加工)

森精機GV-503/5AXIS+主軸回転位置制御機能付加仕様
●送り軸(X,Y,Z)
●傾斜軸(A)
●旋回軸(B
●主軸に対する回転割り出し軸(C)
 
 

この度当社と、株式会社 森精機製作所との共同開発で”6軸制御NCプログラム生成” に成功し森精機製作所の方で特許出願中です。

 
 
非回転工具による加工のメリットとは・・・
 @仕上加工の大幅効率化
   ・切削速度と送り速度の一致  加工速度の飛躍的高速化
   ・回転工具では不可能な加工の実現  放電加工レス、手仕上げレス
 A低発熱、低加工歪
非回転工具による加工の実現手段とは・・・
 @6軸制御NC工作機械が必要
   ・自由曲面の非回転工具による加工には6軸制御が必要
 A6軸制御NCプログラム生成法の流れ
   ・5軸制御NCプログラムの入力
   ・NCプログラムからCLデータを逆生成
   ・CLデータにて各工具中心点の切削方向を決定
   ・切削方向をNCプログラムのものに回転変換
   ・変換後の切削方向から主軸割出し角を決定、付加
   ・6軸制御NCプログラムとして出力
6軸制御プログラム生成法の実施例
 @プログラムの概要
   ・開発環境: Borland C++Ver.5.5
   ・プログラム形態: MS−DOSコマンド
   ・プログラムサイズ: 約61kbyte
   ・直線補間データ専用
   ・プログラム内部で切削経路の直線部と非直線部を識別
 Aプログラムの実行例
   ・元の5軸制御NCプログラム: 約1Mbyte
   ・使用コンピュータ: PC(CPU 1.3GHz)
   ・生成時間:     1秒以内
 
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従来インコーナーの加工では、高精度主軸角度制御(1軸付加)が必要でした。
一般的に5軸マシニングセンタを用いる加工では工具が回転している為に、インコーナー(内側)の角部(エッジ部)には必ずコーナーRが付きます。この為、金型加工等で角部インコーナーのエッジを出す必要がある箇所は放電加工を用いることが行われてきました。この問題を解決する為に開発したのが、新インコーナー加工法(特許取得済)です。


この加工法では、刃先先端部と工具軸芯を一致させた工具を製作し、この工具を用いてインコーナーの角部を主軸角度を変化させながら3ブロックを1サイクルにしてZ軸方向へ繰り返し加工することにより、コーナー内側の角部の加工を精度よく加工できます。 従来のコーナー加工法に比べてX、Y軸は1サイクルを3ブロックの直線移動にさせる為、高速でコーナー角部が加工できます。又、開発した加工法はマシニングセンタの主軸(C軸)との同期はC軸がずれを起こしても加工精度に影響を及ぼさないと言った利点もあります。

新インコーナー加工のNCデータ作成には自社開発の専用ソフトを使用します。(下図参照)実際のNCデータの作成では、以下の項目設定を行います。

・水平コーナー角度
・削り残り半径
・仕上がり半径
・立ち壁のテーパー角度
・工具の先端角度
・半径
・コーナー部の座標値
・底部の値
・Z方向切込み量
 

 

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